2018年3月31日

今年度が終わる。春休みも半分過ぎちゃった。

そういえば、この前、定期検診に行ってきた。お父さんが車で連れて行ってくれた。往復で半日はかかるんだけれど、検査自体はものの5分で、そして検査結果を見て問診がやっぱり5分。検査は病院でなきゃ出来ないから、仕方ないけれど、ちょっと不満。なんだけれども、これも僕が今健康で体調が良いから思うことなんだ。検査に行くんだから、こちらには何か問題があってそれに対応してもらってこそ価値がある、なんていうのは貧乏人根性か、勘違い以外の何者でもない。自分がいま健康であることを確認できる。これが検査の一番の意義なんだ。

春休みで、桜が満開。何かやりたい気持ちがワクワク湧いてくる。自転車で走り回りたいような気持ち。そういえばお父さんはついに花粉症を発症してしまって、毎日が辛そう。この前、我慢できずに病院に行って薬を出してもらったと言っていた。今は、大分マシになっているのかな。お母さんは相変わらず健康で、いつもブツブツ文句を言いながら、家事やら仕事やらを元気にこなしている。僕も春休みの宿題を早く終わらせて、遊びに出かけよう。

明日からは新年度。

4周年

はてな、からブログを始めてから4周年を経過したというお知らせがきた。造血幹細胞移植をしてから、4年と数ヶ月です。兄弟からの移植だったので、この点は幸いに、拒絶反応がほとんどなく、今では元気に過ごすことができています。兄弟に感謝。

病気にはならないほうが良いに決まっています。ぼくは、突然病気になって、大きな病院にお母さんと連れていかれて、直ちに精密検査と治療が始まりました。それまでは、ごく普通に少年サッカーチームでボールを追いかけたり、家族と出かけたり、友達とけんかしたりしていました。そのぼくが、突然に、医師や看護師そして僕の家族と他の小児患者とその家族だけの世界に閉じ込められてしまったのです。院内学級もありました。患者として、大人の医師や看護師さんと話したり、治療してもらったりする。子供として、友達とゲームをしたり、院内学級の先生と話したりする。家族が病院にくると甘えてみたり、時々帰宅できたときには、思い切りのんびりしたりする。わけが分からないままに、いろいろなことが起きて、僕も大分かわったような気がします。

例えば、僕の夢は、みんなと同じでサッカー選手になることだったけれども、退院するころには、サッカーは学校に行っている間に部活でやるけれども、将来は人を助ける仕事ができたら良いな、と思うようになりました。あまり勉強はできないから、医者にはなれそうにないけれども、何か人助けができる仕事をしたいと思っています。

移植後5年を目指して、また、ときどきこの日記を書きます。

 

スキー

スキーに行きました。

 

日帰りでスキーに出かけた。子供用のスキーセットを持っていったけれど、ブーツはもう履けない。ブーツだけを借りて、板にセットしようと思ったけれど、26cmのブーツはもう子供用の板には装着できなかった。大きくなってしまったものだ。小学生のころののんびりした日々に帰りたい気持ちもある。

久々にやるスキーは、最初は、緊張した。軽く準備運動をかねて、緩やかな斜面で滑った。2、3回リフトに乗って、繰り返していると、だんだんコツを思い出した。お父さんもだんだん調子が出てきたようで、一緒に頂上まで行くことにした。頂上につくと、とても良い天気で、近くの山々が重層的に白くそびえて並んでいて、素晴らしかった。急な斜面もなんとか転ぶことなく、降りることができた。

リフトでまた山頂を目指していると、6、7人のリュックを背負った大人たちが、ふわふわの雪の林の間を滑って行くのがみえた。とても上手い。柔らかい雪の上を滑るのは気持ちがよいのだろうな。僕も大人になるまでに、上手になって、やってみたい。

 

眠りすぎか

最近、よく眠れます。

学校から帰って、ちょっとスマホをいじって、魚釣りの動画とかを見て、テレビをみてご飯を食べて、テレビを見ていると、寝ています。数日はお風呂も朝に入って、お母さんにひどく呆れられ叱られた。こうやって書いてみると、僕がバカなんだな。だらけすぎ。

でも、朝が起きれないんだ。結構長く寝ているけど、起きられない。お父さんは、「成長期だからじゃないか」という。「昔は、朝寝坊は本人の自覚が足りない、と言われていた。しばらく前は、いやいや、ある種の病気であって、本人だけの責任じゃぁない、とも言われた。」と、複雑なことをお父さんは言う。「でも、旅行の朝とかには起きるだろう?病気だけでは片付けられない。体調の問題もあるかもしれないけど、習慣も大切だよね」とお父さんがまとめた。

でも、眠い。どうすれば、朝から叱られることなく、気持ちよく起きられるのだろうか。

 

また一年が過ぎました。

お正月が過ぎて、また学校が始まった。正月ぼけで辛いです。

僕が、造血幹細胞移植を受けてから、もう少しで4年になります。最近では、元気一杯に学校生活を満喫しています。そして、サボリ癖もどんどんついていて、お父さんに時々叱られています。でも、重たい病気を体験したからといって、僕の性格が良くなるとは限らないので、お父さんにはあまりに厳しくするところを勘弁してほしいなぁ。

昨年と同じように、年末年始は、祖父母の家を訪問した。じいちゃんばあちゃんが年老いているのをみて、ちょっとショックというか、悲しくなった。もっともっと長生きしてほしい。

明日も学校、がんばります。

 

しばらくでした。

中学校生活を満喫している間に、今年が終わってしまう、というヤバい季節になっている。驚いた。中学校では、友達とアホなことしてふざけたり、先生に怒られたりしている。期末試験でひどいことになったりもして、お父さんに、お説教もされた。

 

定期検診の結果も良好。自分の生活が平穏であることに、本当に感謝している。

 

クリスマスとお正月だな。今年のサンタさんは何をもってきてくれるのだろう。

 

じゃぁ、またね。