山口雄也さんの記事

高校2年生が終わる。この一年は新型コロナで始まり終わった。そして、去年と同じように、新規感染者の数が増加傾向にある。街には人がたくさん溢れている。どうなっているんだ?

 

SNSを見ていたら、たまたま山口雄也さんの「生き返りました」という呟きを知り合いがリツイートしていたのが目に止まった。僕と同じ病気なので、気になって過去のツイートを遡って読んでみた。京大生だなんて、すげー。でも、大学に入った後で、肺に胚ができて、そしてそれを手術で直したら、しばらくすると今度は白血病だという。多分、別の病気ではなくて、関連しているのだろう。寛解になって、造血幹細胞移植をしたのだけれど、完全には血液が入れ替わらなかった。そして、再発を待たずに母親の幹細胞をもらってハプロ移植を実施して、いわゆる拒絶反応を利用して癌細胞をやっつけるという積極策に打って出たという。

ものすごく勇気がいるし、読んだ僕がドキドキする。今まで、全然知らなかったのだけれど、かなり有名な人のようだ。池江さんが特に有名で、みんなが病気の快復と水泳競技者としての復活を応援している。が、山口さんにも応援の仲間がたくさんいるようだ。ブログがとてもおもしろく書かれている。本も出ているということなので、心の余裕があるときに買って、応援したい。

とうとう京都大学を卒業されて、大学院合格や国家公務員合格とか、ほんま、めちゃめちゃカッコイイ。スポーツカーにも乗っていたみたいだし。

僕は小学4年の正月に幹細胞移植をしてから、随分経った。中学校を卒業して、高校も2年まで終わっちゃった。京大は無理だけれど、どこかそれなりの大学に進んで、社会に役立つ人になりたい。大学院にも行ってみたい。

山口雄也さん、とても、応援したい。気持ちだけなんだけど、この気持ち届いてほしい。