抗がん剤治療の毎日

2013年10月11月12月

基本的に3週間くらいを1セットの抗がん剤治療をして、少しお休みして、

の繰り返し。お母さんは一日も欠かさずに、付き添いに来てくれる。院内学校もある。

週末は調子が良ければ帰宅できるけれど、点滴がつながっているとダメ。このチューブがものすごくストレスです。自由になりたい。

キツい抗がん剤の時には、本当に気分が悪くて何もできなかった。もう絶対にイヤ.

お父さんはときどきお見舞いに来てくれる。家ではお酒を飲んでいるらしい。僕がこんなに我慢しているんだから、お父さんも我慢してほしいな。友達のお父さんは、キッパリ禁酒しているって聞いた。どうして僕のお父さんはお酒を飲むんだろう。

 

10月下旬は好中球が50個/micro litterになって帰宅できなかった。これだと、すぐに風邪とかになっちゃうらしい。11月に週末の外泊をしたときは、自転車に乗ったよ。何ヶ月ぶりだろうか。4ヶ月?うれしい。

 

調子が良くて点滴がないときは、頻繁に夕方帰宅して、朝病院に行って治療と学校という生活ができたよ。お父さんとお母さんが毎日送迎してくれた。ありがとう。

 

11月終わりころ、お医者さんから父さんと母さんに移植の説明があったらしい。移植の一週間前には放射線治療があって、その影響は後々無視できないものになるらしい。12グレイを全身に照射する。朝2グレイ、夕方2グレイ、これを3日間で12グレイ。一回で浴びたら死んでしまいます。γ線なので、基本12シーベルトと同じ意味です。ゆっくり少しずつ照射するので、体への影響が異なるのです。ここでは、白血病細胞を一網打尽にする、というか、むしろ造血幹細胞移植に備えて自分の免疫系統を弱らせることが目的です。

クリスマス明けに造血幹細胞を兄弟から採取して、2014年お正月明けに移植の予定。末梢血造血幹細胞移植にするそうです。

 

世の中では、一年間に1ミリシーベルトとか言っていますから、これと比較すると、その強さが分かります.